フランスのテロと、雑誌「ハラキリ」
パリのテロ、日本では「新聞社」襲撃という報道のされ方をしているのが謎なんですが・・・。
シャルリー・エブドって、その昔「HARA-KIRI」(仏語読みでアラキリ)っていう有名なパロディ雑誌を出してた出版社なんですねぇ。
というか、月刊誌「ハラキリ」を週間タブロイド誌にリニューアルしたものが現在のシャルリー・エブドだとか。
うちにも1988年頃の「ハラキリ」誌があるのですが、中身はかなりお下品です。
エログロ中心で、パロディコラージュあり、コミックあり、ヌードグラビアありという、相当な娯楽路線。
アメリカにも「MAD」や「ナショナル・ランプーン」等のパロディ雑誌がありますけど、もっとずっと下世話にした感じ。
政治や宗教への風刺とかいうより以前に、ある意味子どもっぽいノリのおふざけ精神が芯になっているのを感じます。
それでもこの誌面がフランスでは50年以上続いて支持されてきたわけですから、ある種の伝統。
お上品なおフランスのイメージとは正反対な一面を象徴する存在なのが興味深いです。
月刊誌から週刊誌にリニューアルしてどの程度変わったのかはわからないのですが、おそらく「ハラキリ」時代と大差ないのは想像できます。だからこそ事件が起きたのでしょうし。
でも私はこういう雑誌、好きですね。根っからのパロディ好きですし、おふざけ精神自体が今や貴重ともいえる時代ですし。
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2015-01-12 19:00
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