恐怖箱/ 深怪 (竹書房文庫) 戸神 重明・著
学生時代からの友人である、戸神 重明さんが初の著書を刊行しました。
彼とは卒業旅行でタイへ一緒に行ったりしたので、われわれの漫画に出て来たこともあります。
実録怪談本という、私などは初めて手に取ったのですが
近年けっこう固定ファンがついているジャンルであるようです。
52編もの体験談をもとにした短編が収録されていて、「そういやあれは何だったんだろう?」的な掌編から「呪怨」ばりの死の連鎖が続く一大ホラー作まで、バラエティに富んだ内容です。
彼がタイや石垣島に長期滞在したり、昆虫や爬虫類飼育への造詣が深いことも知っているので、その辺がらみの話もちらほらと出てくるのが友人としては面白いところです。
無駄のないシンプルな文章がリアリティを際立たせつつ、どこからでも気軽に読めるわかりやすさがあるのがいいですね。
夏にはまだ早いですが、ちょっとゾクっとしてみたいという方はぜひ手に取ってみてほしいです。
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2015-04-03 14:47
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拙著をお買い上げ下さり、お読み下さり、そして記事にも取り上げていただきまして、どうもありがとうございます!!
ホントにうれしいです。お心遣いに感謝します!!<(_ _)>