山上たつひこ展 鑑賞
続いて新橋寄りから有楽町寄りまで歩き、山上たつひこ展を鑑賞。
小学3年生頃の私は、白クマ化したこまわり君を主人公にした漫画を勝手に学級新聞に連載していました(笑)。
子供ながら流れで「別巻喜劇新思想大系」を買ってしまったのですが、「夜歩く」「ミステリー」などの切れ味良い短編はとても衝撃的でした。
作品としては80年代前半の短編集などが特に好きですね。
あとここだけの話、「原色日本行楽図鑑」などの国内旅行ものは、「バックパッカーパラダイス」誕生のヒントにもなっております。もっとも山上先生の旅もの作品は、ネタ的には虚実を織り交ぜた内容なんですけども。
さて、会場はこちらも小さな画廊。でも展示枚数は十分なボリューム。
意外と原画が売られていて、これは下手に金があったら衝動買いしてしまいそう。
強弱の効いたペンタッチの魅力というのが大きいことを再認識。
「がきデカ」以降のこういうエッジの効いた、書道やカリグラフィにも通じるような絵柄はなかなか独特なものがあります。
ホワイト面相で描かれたアベ先生の瞳の中の星が超細やかでキレイ。これはアシさんの職人技かな。
妻は栃の嵐のTシャツを買いました。
この原画展は、このムック本発売に合わせたもの。
文藝別冊「山上たつひこ 漫画家生活50周年記念号」
内容充実で大満足でした。
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2016-07-09 17:53
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